修理部品の品質

こんにちはアイフォンドクター立川店です。
 
皆様はiphoneを修理する際に部品の品質を気にした事はありますか？
 
修理の金額は店舗によって異なります。
安いお店から高いお店まで様々です。
 
これは修理に限らずですが価格は店舗によって様々です。
 
では価格は何をもって決められてるのでしょうか？
 
修理店の場合は価格構成は以下のようになっています。
 
部品コスト+修理獲得コスト+利益＝修理価格
 
修理獲得コストは、店舗の維持費用+広告代+人件費です。
家賃が高いエリアは相対的に修理獲得コストは高くなります。
 修理店が多いエリアは利益を減らして価格競争をしたり、バリューチェンジを行い
修理以外で利益を取るスキームを選ぶ店舗もあります。
バリューチェンジで多いのは有料アプリや有料の会員登録などの
アフィリエイト報酬単価が高いものを選ぶ店舗が多いです。 
 
修理店でもっともコストを落としやすい箇所はボリュームの大きい部品コストになります。
 
部品の品質を落として安価な部品を提供すれば利益を落とさずに修理価格を下げる事が可能になります。
 
安価な部品は修理後の不具合も多く、修理後すぐ故障して再度修理が必要になる事も多いと思います。
 
ユーザー目線にたった時に修理屋が故障する可能性が高い部品を使用するのは正解でしょうか？
 
当店は違うと思います。
 
ただ修理に安さを求めるお客様が多いのも事実です。
 
求められる結果、安価な部品を選ぶ店舗が増えるのも道理です。
 
特に部品の品質が出るのは以下の二つです。
 
①画面
これは純正同等のパネルから高品質は互換パネル、一般的な互換パネルまで
大分類すると3種存在し、一般的な互換パネルの中でも製造した会社によるランク分けがあり
更に製造した会社の中でもランク分けがあります。
一番安価な画面は500円以下で購入可能な商品まであります。
 
②バッテリー
純正バッテリーを検査してＰＳＥ認証を受けたバッテリーから
互換バッテリーでＰＳＥ認証を受けたもの
純正バッテリーや互換バッテリーＰＳＥ認証を受けていない違法バッテリー
中古のバッテリーに再度充電可能な機能をもたせたリフレッシュバッテリーなど
様々ランク分けがあります。
 
iphoneドクター立川店は
画面は大分類の各上位パネルしか使用しないです。
バッテリーも上位バッテリーしか使用しないです。
 
これは修理をするからには長く使用して頂きたいとの思いがあるからです。
 
私は例えば飲食店でも幾ら安くても腐りかけの食材を提供するお店で食事はしたくありません。
 
誤解のないように補足しますが
安い修理が悪いわけではありません。
例えばバックアップ取りたいだけで今日1日使えればいいと考える方は一番安いお店を選ぶのが正解だと思います。
 
ただ長く使用したくて修理をされる場合は修理価格も大切ですが修理部品の品質も意識してみてください。
 
当店に来られる方で他店舗で修理したけど、すぐに故障したとの方が増えてきているので
これから修理をされる方が失敗しないように考え方の一つを知って頂きたく久々にまじめなブログを書きました。
 
apple以外で修理をされる方が修理店を嫌いになってしまわないように
ちゃんと理解された上で修理をしてほしいのです。
 
著者プロフィール
著者：飯田浩章
 
ＮＥＣで半導体の製造の経験と趣味のガジェットがこうじて
iphone3GSが販売された時にiphoneの修理業を開業
2009年の開業から立川でiphoneの修理をしています。
 
年間の修理実績は6000台なので12年で72000台の修理実績を持ちます。
得意な修理は水没修理です。
他で治らないと言われた端末は余計にやる気がでます。
 
基板修理も出来ますのでデータ復旧は得意分野です。
法人様などのデータ復旧も多数お受けしています。
 
修理講習の講師も務めており
今までに数十社の開業のサポートや技術支援を行ってきました。
 
開業してから意識して続けている事は
①お客様と壁を作らないこと。
②難しい話で誤魔化さないこと。
③お客様との会話を大事にすること。
④フランクに接する事。
 
自分も楽しみながら営業する事
お客様目線で最適なアドバイスをすることこんな事を思いながら営業を続けています。
 
プロなので修理の腕や部品の質は高くて当たり前だと思っていますので
それ以外で少しでもお客様が安心して
気楽に修理できる環境づくりに重きを置いています。